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常日頃のことを季節の変化と交えて記す
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稚魚池Kaの網曳き

25日、14時より淡路島の大阪湾側にあるサンシャインホールにて、茂山千之丞狂言会が催されました。

我が家、13時過ぎまで、写真のとおり稚魚池Kaの網曳き→水槽車で移動→選別作業のセットをしていたため、慌ててお昼ご飯をチャチャっと済まし、いざ狂言会へ!!
正井に会場まで送ってもらう道中に、ハルには「仮眠をとりなさい!」と言って、少しでも体力を回復させるために寝かせました。
昨晩も、産卵セットで親が産卵池へ行って覗いたりなんだりしていたため、ハルも親鯉のことが気になってしまい、夜遅くまで起きていたという点もあり…

正井も正井で、狂言を観たいでしょうに、稚魚池Kaの一次選別を一匹でも多くこなしていかなければならず、家へととんぼ返り。本業頑張りましょう♪

そして、五分ほど遅れて会場入り。
千之丞さんが本日の曲目の見どころを解り易く解説されていました。

まもなく『佐渡狐』が始まりました。
この曲目は、「佐渡には狐がいるかどうか?」ということを越後と佐渡ヶ島のお百姓さんが互いの脇差を賭けて言い争います。その判定人は、二人のお百姓さんが京の都へ年貢を納める、そこのお奏者(収税係の役人)です。佐渡のお百姓さんは、「佐渡には狐がいると判決を下してください。」と言って、そのお奏者に賄賂を与えます。実は狐を見たことがない、と言う佐渡の人に、お奏者は、狐がどんな動物か、なりを教えますが…

この曲目は、本当に就学前の子どもたちが鑑賞するのに相応しい曲目だなぁと思いました。
もちろん、賄賂の横行する世の中を皮肉も込めて、大人もドップリ笑いの世界に浸かれます♪
狐って、どんな動物やったかな?想像できる?
ハルは、「佐渡の人は、動物園に行った事がないのかな?狐は、黄色いのに、黒って言ってたのよ~!コンコンぎつねが、いないいないばぁ!のお絵本にもでてくるのにねぇ。」
「淡路島には、猪や狸はいるけど、狐はハルちゃん見たことないわ。狐、いないよねぇ。越後には鯉がいるけど、佐渡には鯉がいるのかな?」
と帰りの車の中で正井に。

15分休憩後、次に『水掛聟』(みずかけむこ)。
この曲目は、日照り続きの困った時期に起こった、お百姓の婿と舅の水争いを面白おかしく鑑賞できます。
最後に婿の女房が出てきて、夫と父の言われるままに、双方の肩を持ちますが、最終的には夫を採っちゃうという点。
う~ん、私ならどうやろう…。と、妙に選択を迫られた気分にもなり神妙な面持ちに。
一方、相手の田へと流れる水路を埋めたり、自分の田へ水の流れるよう水路を鋤で開通させたり、千之丞さんと茂さんの、その農機具の使い方の滑らかで美しい農民の仕草にウットリしました♪
『水掛聟』、淡路島で演じられるのに相応しい曲目だと思いました!
でも、案外笑い事ではなく、狂言の世界を地で行っていそうな淡路島の農村地帯かもしれません。
そこのところ、どうなのでしょうか?

あと、ハルは、心味の会の『烏帽子折』で、臆病な盗賊さんを演じていた茂さんが、今回はお百姓さんになってお舅さんに水や泥をかけているので、「ドロボーからお百姓さんにお仕事替えたの?」との質問を。
「う~ん、『烏帽子折』は『烏帽子折』、『水掛聟』は『水掛聟』でお話が違うから、また別の人の役を演じてはんのよ~。」
「…。」
ハルは、理解してくれたのだろうか…。
それはともかく、蝶や鳥、大きな蕪などの柄のある、狂言師さんたちの装束を見て楽しむこともできるので、狂言は、親子共々いろんな楽しみ方のできる、魅力的な芸能だと思います。

だから、もっと沢山の方に観ていただけたらいいのになぁ、こんなに面白いのに…と昨年と同様に感じてしまいました。
淡路島でお能(狂言も含む)を観る際、京都と違うと感じる点は、見所にいる人たちの年齢に偏りがある点です。京都や大阪では、どの年齢層もまんべんなく楽しんでいるように思えます。
京都や大阪のように、いろんな世代の人たちが、吸い込まれるように能楽堂へ入っていく風景って素敵だなあ、と感じます。淡路島も、そうなればなあ、と願ってやみません。


帰宅後、ハルは、すぐさま稚魚の一次選別の作業へ。
キクなんて、未だに狂言の空間の余韻に浸っているのに、切り替えの早い子だな~。
今晩は、お夕飯をキクが作っている最中に、ハルは寝てしまい、そのまま爆睡中☆
いい夢見てね~♪

本日のキャスト
トーク「袖の下と水争い」…茂山千之丞
佐渡狐…越後の百姓 茂山童司/佐渡の百姓 茂山あきら/奏者 丸石やすし
水掛聟…聟 茂山茂/舅 茂山千之丞/女房 増田浩紀
                                  (敬称略)


正井養鯉場
http://sanke.ojaru.jp
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